令和元年度 第3回多職種連携研修会を開催しました
1/23(木)緑文化小劇場ホールにて、第3回多職種連携研修会を開催しました。
85名の方にご参加いただき『ピア~まちをつなぐもの~』の上映会を行いました。
在宅医療と介護をテーマにした映画で、若手医師が悩みながらも在宅医療という高齢化社会の大きな課題に取り組んでいくという物語の中で患者や家族の思い、そこに寄り添う多職種の姿や連携の様子が描かれていました。
映画鑑賞後には映画を振り返り、何人かの参加者の方から感想を発表していただきました。
「一人じゃ何もできない。皆で、チームで一人の人を支えたい、という気持ちで本人さんが何を望むかを大事にしなくてはいけない」「在宅医療というのは患者さんの人生そのものを、すべてを受け止める尊い仕事だと実感した」「本人、家族の思いを叶えられる訪問看護師になりたいと改めて思った」「映画の前半は自分のことを言われているような気がした。今日のように顔見知りの方と観る、何人かの人と一緒に観る、本当に楽しい時間を過ごさせていただきました」と様々な声がありました。
最後に「過ごしたい場所で生ききるのを支える仕事というのは本当にやりがいを感じる仕事で、皆さんと一緒に仕事をしていて僕も本当に皆さんに助けられていると常々思っている。また明日から頑張りましょう」と在宅医療・介護連携部会長の言葉で締めくくられ研修会は終了となりました。
アンケートでは“在宅療養の良さ”や“チームで支えることの力”、“専門職としての自分の役割・やりがいの再確認”、“本人家族の思いや望み・その人らしさを大切にすること”について触れた内容が多くありました。
他にも、「前向きな気持ちを持つ機会になった」「明日からまた頑張りたい」など、映画の感動をプラスに評価する内容が非常に多く見られました。
また、帰り際に「とても感動しました」「また上映会を開催してほしい」と声をかけてくださる方もいらっしゃいました。
今後も、よりよい多職種連携の実現に努めて参りますのでよろしくお願いします。
アンケート結果はこちらこちらからご覧いただけます。