平成28年度 第1回緑区多職種連携研修会開催のご報告

 
 平成28年8月28日(日)午後1時~5時まで、名古屋市徳重地区会館4階体育室にて、平成28年度第1回緑区多職種連携研修会を開催いたしました。

 当日は、『在宅医療における肺炎治療-地域多職種によるチームケアで入院を減らそう!-』をテーマにした講演・ワークショップに146名の多職種の方々にご参加いただきました。
  
講演内容は下記のとおりです。
  ・「肺炎について」桜新町アーバンクリニック 院長 遠矢 純一郎 先生(東京都)
  ・「在宅肺炎患者さんへのケアについて」桜新町アーバンクリニック 看護師 船木 巳加 氏(東京都)
  ・「高齢者への薬物治療について」日本調剤株式会社 在宅医療部  薬剤師 名越 円 氏(東京都)
  ・「誤嚥性肺炎を予防する口腔ケアについて」坂井歯科医院 歯科衛生士 後藤 照代 氏(名古屋市)
  ・「誤嚥性肺炎を防ぐ食事の摂り方について」医療法人財団善常会 管理栄養士 馬場 正美 氏(名古屋市)
 参加された多職種の方にとって、在宅医療を行ううえで、興味深い内容であり、多職種連携の必要性を考える良い機会となりました。

 ワークショップでは、「肺炎発症中の患者さんへの在宅治療ケアについて」「誤嚥性肺炎を繰り返す患者さんへの予防的ケアについて」と題して、事例をもとに必要なケアや、誰がどんなケアを行う必要があるかを各グループ内の多職種で話し合いました。

 終始落ち着いた雰囲気で研修会を終えることができました。
 今回の研修会を通して、緑区における多職種連携がより一層推進されることとなれば幸いです。