在宅医療・介護連携部会
目 的
「最期の時を自分の家で、自分らしく過ごしたい」という想いを実現できる地域を目指し、医療と介護の連携のしくみづくりについて議論を進めています。
これまでの取り組み
平成26年度に「在宅医療と介護の連携に関する調査」を実施し、平成27年度には「介護力・啓発・人材確保・後方支援・連携」を課題として抽出しました。この年の10月に名古屋市医師会が緑市民病院内に「緑区在宅医療・介護連携支援センター(平成29年12月1日より 愛称:緑区はち丸在宅支援センター)」を開設し、緑区における医療と介護の連携推進の拠点として活動をスタートしました。
平成28~29年度には、抽出された課題の解決に向けた事業を実施し、取り組みを通して”「人生の最終段階におけるケアのあり方」に関する知識の普及”や"医療・介護の専門職種の相互理解と情報共有”を今後の更なる取組みの重点として整理しました。
平成30年度は、「口から食べるための在宅支援」を年間テーマに定め、講演会や研修会の内容を連動させることにより、区民・多職種・行政等、それぞれの立場から課題を捉え、食支援の取組みに対するモチベーションを地域全体で高めていけるよう企画・実施しました。
区民向け講演会(平成27年~30年) ※クリックで拡大できます
多職種連携研修会(平成27年~30年) ※クリックで拡大できます
今年度(令和元年度)の方針
新たに策定された「緑区地域包括ケア推進プラン2019」を踏まえながら、食支援の取組みを継続し、さらに、ACP(アドバンス・ケア・プランニング:人生会議)の考え方とともに「人生の最終段階における医療・ケア」についての普及啓発を進めていきます。
引き続き、在宅療養者のQOLを高める支援を目指して、地域の医療・介護の支援体制の充実を目指します。
今年度の取り組み
「食支援」および「ACP(人生会議)」をテーマに下記事業の実施を予定しています。
1.在宅療養に関する普及啓発「地域出張講座」の開催
2.多職種連携の推進 多職種連携研修会の開催
「ACP概論編」「多職種で取り組む“口から食べる”ための支援」
3.新規在宅医の参入促進 在宅医療研修会の開催「高齢者救急」
<構成員>
◆委員 (計12名)
常任委員 (6名) 医師(在宅)・医師(病院)・歯科医師・薬剤師・ケアマネジャー・保健センター所長
専門委員 (6名) 訪問看護師・ヘルパー・介護老人保健施設相談員・歯科衛生士・医療ソーシャルワーカー
・学識経験者(名古屋市立大学)
オブザーバー 管理栄養士
◆事務局 緑区はち丸在宅支援センター・緑保健センター
<問合先>
緑区はち丸在宅支援センター 電話)052-896-0874
緑保健センター 保健予防課 電話)052-891-3623
★在宅医療・介護連携部会からのお知らせ★
援〈第3弾〉」を開催します。